《WARNING》この記事にはワンダーウーマン1984のネタバレが含まれています。
コロナウイルスの感染拡大の影響で大きく公開が遅れたワンダーウーマン19984が12月18日に本国アメリカより一週間早く公開されました。
今年はテネットとワンダーウーマン1984で打ち止めとなった私の2020年劇場映画鑑賞ですが、今年を締めくくる作品として最高のエンターテイメントだったと思います。
DCらしさ前回の人間深いストーリーが展開されている。
前作では軍神アレスとの壮大な戦いを描きましたが、今作は神としての人物キャラクターは登場しませんが、邪悪や偽りを持つ神、(たしかこんな感じのこと言ってたと思いますが違ったらすみません)の言葉が刻まれた魔法の石をが登場します。
この石に願い事を言えばその願いが叶うというものであり、マックスウェル・ロードはそれを手に入れ世界のすべての権力を得ようとします。
マーベル映画のような派手さはありませんが、人々がマックスウェルによって欲望に駆り立てられ混沌としてく世界情勢を描いた描写は非常に面白かったです。
チーターのオリジンが丁寧に描かれていたのが良かった。
マックスウェルともう一人、ワンダーウーマンの前に立ちはだかるヴィランとしてバーバラ・ミネルバ/チーターが登場します。
クリスティン・ウィグが演じていますが、バーバラはダイアナへの憧れを石に願い力を手に入れますが、それにより彼女の優しい部分が失われ、次第にチーターへと変貌していきますが、映画が150分ほどあったので、このあたりの描きは丁寧だったと思います。
ダイアナは終盤に悲しい決断を下します、それはヒーローとして乗り越えなくては行けない事。
映画の終盤にダイアナは悲しい決断を下すことになります。
しかしそれはヒーローとして生きていくことの宿命であり、乗り越えなくては行けない事です。
このシーンではダイアナの人間的な部分とヒーローとしての部分の葛藤があり、非常に見応えがありました。
ワイヤーアクションが少し雑???
ほとんど素晴らしい映画でしたが、前作と比べると少しワイヤーアクションのシーンが雑だったような気がします。
なんか・・動きが不自然な感じでした。
最後に
クリス・パイン演じるスティーブ・トレバーがなぜ80年代に蘇るのかについても公開されるまでどうやって生き返るんだって思ってましたが、以前に監督のジェンキンスが”驚くべき方法で蘇ります”と言っていたように、なるほどそーゆー事ねって感じで蘇りますので、そこは見どころですね。
あとはワンダーウーマンのフランチャイズは基本的に過去の時代なので仕方ないですが、やはり今作もDCエクステンデッド・ユニバースとしてのキャラクター間の横のつながりはありませんでした。
しかもオープニングでこれまであったDCキャラクターがいっぱい登場するDCロゴのアンセムがなくなっており、やはり今後も個々のフランチャイズを強化していくんだなーって感じました(少し寂しい)
こんなやつ↓
ただ、映画としては前作から引き続き高いクオリティを保持しており、十分楽しめる作品だと思いますので、興味がある方は是非劇場へ行ってみてはいかがでしょか。
Green Arrow