MARVEL vs DC  アメコミ実写映画&ドラマ情報発信局

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拡大するアメコミユニバースフランチャイズの今後の展望。《マーベル編》

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マーベル・スタジオは2008年よりスタートさせたマーベル・シネマティック・ユニバースを”アベンジャーズ/エンド・ゲーム”で見事に一つの区切りをつけました。

 

マーベル・スタジオは2020年よりフェイズ4をスタートさせる予定でしたがコロナウイルスの感染拡大により、予定が大幅にずれ込み2021年1月よりDisney+で配信される”ワンダビジョン”で再スタートさせます。

 

今回は2021年より新たなMCUが描かれることになることになりますが、フェイズ4からのMCUは大きな分岐点に差し掛かることになると思わえます。

 

Disney+という新たなプラットフォームが吉と出るか凶と出るか?

ディズニーが独自のストリーミングサービス”Disney+”を開始したことでマーベル・スタジオもストリーミングでオリジナルシリーズをスタートさせることになりました。

”ワンダビジョン”、”ホークアイ”、”ファルコン&ウインター・ソルジャー”などがリリースされます。

 

しかしこのストリーミングサービスのスタートはMCUにとって必ずしもプラスになるかどうかは不明な部分があります。

これまで映画で進んでいたMCUだったので映画を辿れば物語を知ることが出来ました。

ただ、このストリーミングサービスにMCUが加わった事によって最初からのファンも後からのファンもDisney+への加入を検討しなければならないと言う選択を迫られることになります。

 

またこのストリーミングサービスのシリーズはMCUと直接繋がることになるので、今後は映画だけを追っただけでは物語の全体は摘めなくなります。

 

だったら加入すればいいじゃないかと言われそうですが、それぞれの環境により加入が困難な場合が発生するのがストリーミングサービスのデメリットの一つです。

ネット環境が不可欠なうえ、加入料金などの費用の問題が発生するストリーミングサービスはレンタルやソフト購入で補える映画などとは少し異なります。

 

これによりMCUを離脱する人が出てくる不安があります。

 

 

ユニバースの拡大が新規ファンの獲得を難しくする??

MCUは最初の10年で23作品の映画をリリースしました。

これだけでも相当な数ですが、フェイズ4以降になると映画に加えミニシリーズ、オリジナルシリーズなども加わってMCUはさらに拡大します。

 

これにより新規ファン獲得が難しくなるかもしれません。

最初の頃は映画単体でも楽しめたMCU作品ですが最初の10年を括った”インフィニティ・サーガ”と呼ばれる終盤の作品、特にフェイズ3に入ると映画単体では物語を把握できず、最初の頃を知らない人は完全に置いてきぼりを食らうことになっています。

これでMCUに興味を持っている新規ファンを足踏みさせる可能性が浮上してきます。

 

ただ、これについてはDisney+が逆に大きなメリットになるでしょう。

Disney+では一部の作品を除いて殆どのMCU作品が見れます。

MCUの世界に入りたいと思う新規ファンはDisney+に加入すれば一気に遅れを取り戻すことが出来るでしょう。

しかし、前項目でも述べていますがストリーミングサービスへの加入が困難な環境にある人にとっては新規で追いかけるにはかなりの根気が必要になるかもしれません。

 

 

総合的に・・・

総合的にまとめるとマーベルのMCUに関してフェイズ4からマーベル・スタジオの手腕が試される事になると思います。

個人的な思いで言うと、マーベルに関しては少し不安の方が先に出てきます。

ストリーミングサービス参入がどう出るかによるところがありますが、インフィニティ・サーガが素晴らしかったので、次の物語でそれを上回る事が出来るのかは不安材料になります。

 

ただ、そこは百戦錬磨のマーベル・スタジオなので、また素晴らしい物語を描いてくれることを期待します。

 

 

Green Arrow

 

 次回は”DC編”です。