マーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ3を締めくくる作品となった”スパイダーマン/ファ・フローム・ホーム”。
家庭の事情で公開日に行けなく・・もしかすると観に行けないかもしれなかったのですが、なんとか29日のレイトショーで行けました。
ツイッターなどでかなり評判が良いようでしたのでなんとか時間を作って行きましたが・・・時間作って行って良かった!!素晴らしい作品でした!
個人的に感じた感想を紹介します。
《WARNING》ここから映画のネタバレが含まれていますので閲覧には十分気をつけてください。
1)ネクストアイアンマンはスパイダーマンだ!トニーがピーターに託した正義の心はしっかりピーターに受け継がれます!!そして初々しい恋模様はキュンキュンしてしまいますよ!!
トニー・スタークの死後、世間は”ネクストアイアンマン”は誰になるのかについて騒がれている所から物語が始まります。
本作は”アベンジャーズ/エンド・ゲーム”直後からの物語であり、世間ではトニー・スターク、ブラック・ウィドウ、キャプテン・アメリアが亡くなったとして学園放送で伝えられています(キャプテン・アメリカはエンド・ゲームで実年齢として戻ってきたので世間ではいなくなったとの解釈でしょうかね・・)
そしてピーター達は夏休みに入ります。
そこでピーターは思いを寄せるMJに告白するために夏休みのヨーロッパ旅行で壮大なプランを立てますが、このプランがなんとも高校生らしいというかなんというか、穴だらけのプランで、そこがまたスパイダーマン映画らしいと思いました。
そんなピーターはスーパーヒーローとMJに恋する普通の高校生の間で大きく揺れ動き、最終的に覚悟を決めるまでの成長をリアルに描いていると思います。
2)MJがキュート!
前作では自分の世界を持った、どこか素っ気ないキャラクターだったMJですが、今作ではそこから少し変わってかなり可愛いキャラクターになっていました。
いや・・これが本当に可愛いんですよ!
ピーターはMJのことを好きで気になって仕方ないような仕草がいいんですが、僕はMJの方のピーターの気にする感じが好きでしたね。
というかどっちも可愛いです!なんか青春っていいなーって思っちゃいましたww
3)新しいヴィランのスタイル
今作のヴィランはぶっちゃけますが、ジェイク・ギレンホール演じるミステリオ/クエンティン・ベックです。
彼はホログラフを巧みに利用して仮想現実の世界で”エレメンタルズ”からの驚異を伝える為に異次元の世界から来たとと言っていますが、それはすべてウソです。
”シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ”でトニー・スタークが奨学金制度を発表する時につかったホログラフ”BARF”を使ってエレメンタルズの驚異を表現しています。
ベックは実はこの”BARF”を開発した人であったがトニーがこの技術を”BARLF”と名付け、その意味は”ゲロ”という意味だったのです。
これに怒ったベックは”アイアンマン”に登場していた研究員など、トニーによって苦い思いをさせられた人たちが集まって壮大な復讐を成し遂げようと企んでいたのです。
この仮想現実(表現が適切がわかりませんが)を使ったヴィランのスタイルは新しいと思いました。
途中からどれを信じてどれを疑えばいいのか分からなくなりました。
4)AC/DCの挿入のタイミングが激アツ!!!!!!!
公開前にも話題になってた赤と黒のスパイダースーツはピーターが自分で作る展開になるのですが、そこでハッピーがその姿を見て音楽をかけるのですがそれがAC/DCの”Back in Black”なんです!!
これは2008年の”アイアンマン”の冒頭で流れる音楽なんですが、これをこのタイミングで差し込んでくる所がマーベルって上手いなーって思いましたし、これまでMCUを追っかけてきたファンにとっては激アツなシーンだったのでないでしょうか!
5)最後に
あと細かいところではMJとピーターのキスシーンがキュンキュンしたのと、終盤のロンドンバトルでタワーブリッジの看板を盾にし、なにかの機材を持った姿は”アベンジャー/エンド・ゲーム”の時にキャプテン・アメリカの姿を絶対意識してるだろうと思います。
本当に最後に・・・MJが可愛い!MJが可愛い!
あと今回のポストクレジットシーンは2つです。
今回は2つとも重要なシーンになると思うわれるので、席は立たない方がいいですよ。
Green Arrow