ヒーローとして、そしてピーター・パーカーとしての成長を描いた《青春ヒーロー映画》である。
マーベル・シネマティック・ユニバースへ参戦となったスパイダーマンの新たなるシリーズ第1弾となる”スパイダーマン/ホームカミング”を公開日のレイトショーで鑑賞しました。
”シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ”で電撃参戦となったスパイダーマン単独映画はヒーローとしての成長と1人の高校生ピーター・パーカーとしての成長を同時に描いた《青春ヒーロー映画》である!!
極力ネタバレしないように感想を書きます。
アベンジャーズにさらにはトニー・スタークに認めてもらうと必死で頑張るピーターに気がつけば手に汗を握っていたほど世界に入り込めた傑作だと思います!!
ある日突然、クモの能力を身に付けたピーターは自分にこんな特殊な力があるのに当初はそれをどう活かせばいいのか分からずにいた。
そして近所で事件や事故が起こると助ける力があるのに何もしないことで、そのすべてを自分のせいだと抱え込んでしまう。
それでピーターが出した結論はスパイダーマンとなり街の事件や事故から人々を助けるということでした。
その活動がアイアンマンことトニー・スタークの目に止まりチーム・アイアンマンとしてシビル・ウォーのエアポート決戦につながります。
この経験でピーターはアベンジャーズのメンバーになれたと思い、もっと大きな任務を求めるようになりますがトニーはそんなピーターを若かれしときの自分自身と重ね合わせているのか間違った方向へ行かないように慎重に教育していきます。
そんなピーターが少しずつ成長していく様子が上手く描かれていてとても良かったです。
ヴィラン”ヴァルチャー”も完全なる悪ではない所がさらに良い!
私個人的にはこの”ヴァルチャー”が完全なる悪ではなかったことが良かったと思います。
これは好き嫌いあると思いますが私はヴィランにもヴィランになる過程が必ず存在すると思っていますのでその過程を描いてくれたことは良かったと思います。
フェリーでの必死なスパイダーマンに手汗を握る!
予告でも再三流れているフェリーでのスパイダーマンの決死な姿ですが、本編で見ると本当に手汗握る展開ですよ!
そしてアイアンマンのかっこよすぎる登場が予告編でも楽しみなシーンだったのですが期待通りでした。
最後のヴァルチャーとの対決をあの姿で描いたことが凄くリアルに感じた!
あまり書くとネタバレになるので書けませんが、ラストでのヴァルチャーとの対決でのスパイダーマンの姿は注目です。
あの姿で描いたことに物語のリアルさを感じたと個人的には思っています。
ピーターの最後の決断とスパイダーマンのスーツのハイテク感はMCUならでは!
最後にピーターは大きな決断をします。
マーベルはマーベル映画を比較的原作通りに描く傾向にあるのでピーターの決断はなんとなく予感できましたのでこれはこれで良かったと思います。
あとスパイダースーツね!
まーとにかくすごい!なんせスタークが作ったからねー
これは劇場で観てください。
最後に
他にも見どころ満載で必死に頑張るピーターに惹き寄せられる133分あっという間な映画でした。
1つ残念なのはこの記事の画像のシーンがなかったことですかね・・・
観たかったなー
ARROW