DCフィルム・ユニバースのアッセンブル映画となった”ジャスティス・リーグ”はファンの期待値を超える作品とはなりませんでした。
それにはいくつかの不幸が重なったことも言えます。
監督を努めたのはザック・スナイダーでしたが、彼は完成間近に起こった家族の不幸によりプロジェクトを去らなければならず、彼の思う描く”ジャスティス・リーグ”を完成させることは出来ませんでした。
さらにファンにとって不運だったのが、その後を引き継いだジョス・ウェドンとワーナー・ブラザースによって映画が大きく変わってしまったことです。
これまでDCFUの世界は暗いと言われており、ライバルであるマーベルと常に比較される関係でした。
マーべルの”マーベル・シネマティック・ユニバース”はユーモアとシリアスを上手く融合させ、リリースされる映画は軒並み高評価を受けています。
ウェドンはそんなDC映画にユーモアさを加えたようですが、それは結果的にファンには受け入れらませんでした。
そしてザック・スナイダー版のカットが存在しているとウワサされており、ファンはスナイダーカット版のリリースを求める運動が行われるほどの騒動になりましたが、1人のファンはそんなスナイダーカット版のリリースを求めてブルーレイカバーを制作してます。
このファンアートの元の製作者は不明とのことですが、ファンユーザーのAmiablePenguinによってSNSで共有されて広まったようです。
スナイダーカットバージョンの”ジャスティス・リーグ”はその後に公開される”アクアマン”に直接結びつくことになっていたようなので、ファンはその繋がりを確かめたいと思っています。
しかしワーナー・ブラザースは今後、スナイダーカット版の”ジャスティス・リーグ”をリリースしないと思われます。
それは”ジャスティス・リーグ”が不振に陥った結果、DCFUの方向性が大きく変わってしまったからです。
”アクアマン”との繋がりはファンであれば気になるところですが、それを知ってしまうと、現行のユニバースに影響を与える可能性があると思われ、ワーナー・ブラザースはスナイダーカット版を永遠に闇に葬ろうと考えているかもしれません。