DCフィルムズが展開しているDCフィルム・ユニバースは大きく苦戦していることは誰の目にも明らかです。
満を持して公開したDCヒーローのアッセンブル映画”ジャスティス・リーグ”が大不振に陥り、ワーナー・ブラザースはDCFUの再構築をせざるを得ない状況になりました。
ヒーロー単独映画はそれぞれの道を基本的には歩く作品になっていくようであり、マーベルが展開しているマーベル・シネマティック・ユニバースのようにキャラクターが作品を超えて共有することは少なくなると言われています。
しかし、DCフィルム・ユニバースにとって最大のチャンスはマーベル・シネマティック・ユニバースが”アベンジャーズ4”で最初の一つの区切りを一旦、迎えることです。
MCUは”アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー”で2008年から始まったプロジェクトの集大成を迎えました、そして”アベンジャーズ4”でその最初の10年の完結を迎えるとも言われています。
DCFUはこの”アベンジャーズ4”以降のフェイズ4が巻き返しの大チャンスになると私は考えています。
”アベンジャーズ4”では最初の10年を支えたヒーローたち(アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルク、ソー、ブラック・ウィドウ、ホークアイ)の一部のキャラクターのストーリーが終わると言われており、フェイズ4では新たなMCUのストーリーが展開されていくようですが、それはまだ未知数でしょう。
ユニバースが長く続くためには映画の成功が必要不可欠であり、多くのファンが次を求めるような映画を作り続けることが大切です。
フェイズ4ではキャプテン・マーベル、ブラックパンサー、スパイダーマン、ドクター・ストレンジなどがストーリーの中心になると思われますが、アイアンマンやキャプテン・アメリカのように多くのファンを惹き付けれるかどうかは映画の成功が重要になるでしょう。
さらに今回のジェームズ・ガンの解雇騒動はこれまで順風満帆に進んでいたマーベル・スタジオにとって初めての試練になるかもしれない。
それでもMCU映画の牙城は相当高いことは間違いありませんが、 DCフィルム・ユニバースはこのMCUがフェイズ4でファンの支持を得れるかどうかの時期に如何にしてより良い映画を提供できるかがカギになると思います。
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