DCフィルム・ユニバースは”ジャスティス・リーグ”の不振によって大きな軌道修正を行いました。
それはこれまでの大きなユニバースとしてのキャラクターの繋がりを薄くし、それぞれの単体映画のストーリーに重きを置くと言った”自己完結型のフランチャイズ”として再始動しています。
現時点ではそれは上手く言っている。
ワーナー・ブラザースのケヴィン・辻原氏はこの軌道修正に手応えを感じていることを明かしていますが、ユニバースプロジェクトを掲げている以上、いつかはキャラクター間の繋がりを強く持ったマーベル・シネマティック・ユニバースのような壮大なストーリーを展開したいとも語っています。
ただ、そのキャラクター間のユニバースを再び始動するにはまだ時間がかかるようですがMARVEL vs DCでは現時点で仮にユニバースを始動するのであれば、どのような形が望ましいかを考えてみました。
現時点ではワンダーウーマンとアクアマンが引っ張る。
まぁーこれは当然でしょうね。
単体映画の成功者であるワンダーウーマンとアクアマンがDCヒーローを引っ張る形になるのは当然だと思われます。
アクアマンは単独映画でアトランティスの王になり、ヒーローとしての自覚が芽生えています。
ワンダーウーマンは正義に実直な戦士なので、この2人がフラッシュやサイボーグなどを引っ張ることになるでしょう。
それに絡んでくるのが”ナイトウィング”と”スーパーガール”・・・か?
前にもこのような記事を書きましたが、以前の見解ではナイトウィングとスーパーガールを中心に据えるべきかもしれないと考えていましたが、現状で考えるとナイトウィング映画は優先順位を落としています。
さらにスーパーガールについては企画が浮上してからの進捗情報がスローダウンしているので、現時点では中心にはなりえないかもしれません。
グリーン・アローの加入の可能性は・・
CWのDCドラマ”ARROW”はその長い物語の幕をシーズン8で下ろすことになります。
これはもしかしたらスーパーマンとバットマンのDCFUの去就が不透明であるためにワーナー・ブラザースが新たなヒーローの導入としてグリーン・アローに白羽の矢を当てたのかもしれないとも勘ぐれます。
なんにしてもワーナー・ブラザースとDCフィルムズにとってマーベルで言うキャプテン・アメリカとアイアンマン的な存在となるはずだったスーパーマンとバットマンの不振が大きなネックとなっているために、DCのユニバース構想を遅らせていることは確かです。
DCFUは4月に公開を控えている”シャザム!”も評価が高いようであり、スーパーマンとバットマンの2大ヒーローをどのように扱うかが焦点になるでしょう。
Green Arrow