マーベルと永遠のライバル関係を築いている”DCコミックス”
スーパーマンやバットマンなど日本でも有名なヒーローを数多く書けている出版社がワーナーとタッグを組んで立ち上げたのが【DCエクスティンディッド・ユニバース】(以下DCEU)
”マーベル・シネマティック・ユニバース”(以下MCU)より6年遅れて(マン・オブ・スティールを始まりとした場合)始動した同プロジェクトですがこれまで公開された”バットマンvsスーパーマン/ジャスティスの誕生”、”スーサイド・スクワッド”は低評価されており厳しい船出となっている。
これは先に展開されているMCUとどうしても比べられてしまうので可哀想な部分もありますがMCUと比べるとストーリーが大雑把な部分も確かにあり今後改善が必要である事は確かです。
DCEUとMCUの大きな違いはDCEUはヒーロー達を最初の方で集結させている点です。
MCUはアイアンマンからハルク、キャプテン・アメリカと単独映画を公開し(アイアンマンに至っては2も公開)それぞれのヒーロー像をしっかり描いてからの”アベンジャーズ”といったやり方でした。普通に考えればそれが正攻法でしょう。
アベンジャーズ公開がそれにより一層スペシャル感がでますから、しかしDCEUは”マン・オブ・スティール”のあと”バットマンvsスーパーマン/ジャスティスの誕生”でバットマンとさらにワンダーウーマンを登場させ、さらに同作中には”フラッシュ”、”アクアマン”、”サイボーグ”などをカメオで登場させています。
2017年にはワンダーウーマンの単独映画が公開されますが11月にはDC版”アベンジャーズ”(歴史はDCの方が古いのですが)”ジャスティス・リーグ”が公開されます。MCUより6年遅れを取っている為、焦りからかDCEUはかなり早足なストーリー展開となっています。
ただ”ジャスティス・リーグ”公式トレーラー第2弾がかなり面白そうな感じなのでDCEUはこの”ジャスティス・リーグ”の出来次第で大きく軌道修正が出来るかもしれないと予想。
DCヒーローを集結させた後に各ヒーローの単独映画を公開させていくやり方ももしかするとライバルであるMCUと同じ道ではなく【我々は我々の道を行く】と言ったDCの意思表示なのかもしれないと最近感じております。
DCEUは現在大苦戦と言われて仕方ないと思いますが救いはまだ3作しか公開していないと言う点です。これから多くのヒーローやヴィランを公開していくDCにとってここからの躍進を期待したい。