3月からの怒涛のアメコミ映画ラッシュ、しかもマーベルではアイアンマンと
キャプテン・アメリカが激突し、DCコミックスではバットマンとスーパーマンが
対決するという超大作続きでした。デッドプールはR-15指定作品では異例の大ヒットと
アメコミ映画の快進撃が駆け抜けた約3か月だったのではないでしょうか?
私はマーベルではシネマティック・ユニバース作品を中心に観てきました、
DCは"ARROW"を中心に”ダークナイト”3部作と”マン・オブ・スティール”
最新作”バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生”を観て、現在は
地上波で”FLASH”を観てます。
すべてを網羅している訳ではありませんが、ここまで観てきて私なりに
マーベルとDC、お互いが描くヒーロー像を考えてみました。
(あくまでも個人的見解なのであしからず)
MARVELは比較的オープン
マーベルヒーローズはアイアンマンをはじめキャプテン・アメリカなど
その正体が比較的オープンであると思います。
”アイアンマン”ではラストシーンでスターク自身が
『私がアイアンマンだ』と記者の前で言い放ち、”アイアンマン2”では
サーキット上の観客の目の前でアイアンマンスーツを装着します。
キャプテン・アメリカにいたっては”キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー”
の作品内で博物館に歴史を語るブースが存在します。
そして、マーベルの世界ではキャプテン・アメリカはアメリカの英雄になっています。
もちろん、正体を隠して活動しているヒーローも存在します。
(スパイダーマンやデアデビルなど)なので一概にすべてとは言えません。
さらにマーベルの世界ではシールドによって結成された”アベンジャーズ”が
その後、シールドから離脱しスタークタワーを利用して自警団として”アベンジャーズ”活動をしています。”アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン”の作品内では
街中にそびえ立つスタークタワーに飛行機が帰還するシーンが観れます。
というようにマーベルヒーローは比較的にその正体をオープンに描いていると
思います。
DCヒーローズは正体を隠す
マーベルとは逆にDCヒーローはその正体を隠しての活動を描くものが多いと思います
”ダークナイト”シリーズでは第1作目の”バットマン・ビギンズ”でブルースは
夜のバットマン活動をカモフラージュするために私生活を派手に遊びまくって
疑いの矛先を向けさせないようにしますが、その結果密かに思いを寄せる
レイチェルに誤解されるというシーンがあります。
”ダークナイト”3部作の第2弾”ダークナイト”ではある出来事からバットマンは
ある罪を被って生きていく事となります。
スーパーマンも”マン・オブ・ステール”で子供のころから人とは違う力を持っている
事に気付きますが、父親からはその事を誰にも見せてはならないと隠すようにいわれ
苦悩する主人公が描かれています。
その後、スーパーマンとして活動することとなってもクラーク・ケントはその
正体を隠して活動していきます。
さらにエメラルドの射手”グリーン・アロー”もドラマ版の話になりますが
普段は億万長者のプレイボーイ、オリバー・クイーンとして振る舞っていますが
夜になると弓矢を片手に”グリーン・アロー”として活動しています。
DCコミックスのヒーロー映画やドラマでは
大切なひとを守りたいならマスクをつけろ
正体を明かして活動すれば家族や恋人、友人に被害が向かってしまう。
だから正体を隠し、第三者の存在を作りなさいということを唱えています。
最後に
ここまで書いてみましたが、これは私が今まで観てきた映画やドラマの
中で感じた印象です、個人的見解なのでその辺はご理解お願いします。
(いや、そんなことない!と思われる方もいると思います)
感じた事や思った事は人それぞれですので。